初めてディズニーに行った話をする
つい先日、ディズニーシーへ行ってきました
この話は前の記事で書いたブログを始めるきっかけでもあるのです
それくらい思うことがあったので…
先に言っておくとポジティブな内容ではない
事の発端はディズニーシーに行く2週間前
職場で先輩たちがディズニーに行くという話をしていた。私はすぐ隣でその話を聞きながら仕事をしていた。
すると先輩が
「シグマはディズニー行ったことあんの?」
シ「いや、ないですね」
「そうなの?今度の休みさぁ、行こうと思うんだけどお前も行く?」
シ(そういや行ったことないしちょっと興味あるな…)
「行きます行きます!」
こうしてノリと勢いで先輩たちとのディズニー行きは決定したのである
前日
先輩から朝5時半に出発という連絡を受け私は今日は明日に備えて早く寝ようと思っていた。
しかし仕事の都合上帰宅が夜11過ぎとなったのである。
これはマズい、とりあえずさっさと飯食って風呂入って寝よう。そう思っていた…
深夜1時半、気が付いたらこの時間になっていた。
ヤバイ!寝てた!
コンビニで飯を買ってきて済ませ、風呂に入る。
そんなこんなで時間は2時過ぎ。さぁ寝るぞ!
…
...
寝られない(焦)
2時間弱の仮眠はこれほどまでに影響するのか...
時刻は3時を回った。しかし眠気は来ない。
そしてここである考えが脳裏をよぎる。
「今から寝たら逆に起きられなくなるんじゃないか」
「先輩たちとの待ち合わせに遅れるわけにはいかない」
そうしてシグマは寝ることをやめた...
当日
朝5時半、待ち合わせ場所で先輩たちと合流する。
ディズニー到着。先輩たちが駐車場に車を止めている間に開園の列に並びに行く。
時刻は6時。開園は8時だというのにすでに結構人がいることに驚き。
先輩たちは寒いから車で待っているとのこと。俺一人で並ぶのかよ…
この日のために準備したグーフィーの被り物とポシェットを身に着ける。
ちなみに家を出る前にディズニーのTシャツも着て来ている。
気合だけは十分である。
この3点で8000円を超えているという事実…版権搾取もいいとこだよ。
先輩からもらった差し入れのブラックコーヒーを飲みながら待っていると、ゾロゾロと人が増えてきた。さすが春休みといったところ。
制服を着た高校生もチラホラ。しかも全員同じような恰好して。
ツイッターとかインスタでよく見るやつだ。
中には制服着た大学生もいた。大体カップルで来てんのな。
大学生の制服デートとか痛すぎるわと心の中で草生やしてたけど、一般的な目で見たらここ数年彼女すら出来ない俺の方が痛いじゃねーか。
全然関係ないけど並んでるやつらの大半がめっちゃ自撮りしてんの。何枚とってんだよ。
薄々感づいてたけどここにいるやつら俺が忌避してきた人種ばっかりじゃん。
こういうの見ると嗚呼、俺はここに似つかわしくない人間だと実感する。
まぁ今日は楽しむつもりだし陰キャとかウェイとか関係ないよね!と言い聞かせる。
入場したら最初はトイストーリーマニア(以下トイマニ)に乗ると決めていたので案内図でルートの確認をしながら時間をつぶす。
8時、入場が始まった。ファストパスを取るために皆入場後勢いよく駆けていく。
ファストパスとは通常並んでいる列とは別に優先的に乗れる列に並べる券のことである。これがないと始まらないと言っても過言ではない。
3時間待ちに30分待ちで乗れたりするのだ。取らないわけにはいかない。
元陸上部の意地を見せる時が来た!と自信満々にダッシュして目的地に向かうが人の多さで前に進めないうえに園内スタッフが制止してくるので思ったようにはいかない。
結局、トイマニの前に着いた頃にはたくさんの人でごった返していた。
進むのすら厳しいがファストパスは取らねばならない。
ここで一人に全員分のファストパス発行を任せ残ったメンバーでトイマニの列に並ぶ。
並び始めて30分後くらいに先輩がファストパスをゲット。
先輩が列に合流するその横でスタッフが列への合流はおやめくださいとメガホンでアナウンスしているがそんなのはお構いなしである。
中にはルールを守っている人もいるのではと思うと複雑な気持ちではある。
こうでもしないとディズニーでは満足にアトラクションに乗れないらしい。
効率命すぎる。
2時間近く並んでようやくトイマニに乗れた。
トイマニの内容はというとざっくりいうとシューティングである。
大砲が備え付けてありそれについている紐を引っ張ると弾が発射され、的に当てて点数を稼ぐゲームというもの。
ひたすら連続で紐を引っ張るため後半がキツイ。終わった後超腕がだるい。
こんなこというのもアレだけど自慰行為してるような動きだったよ。いやマジで。
トイマニのスコアは166000だった。
終了後はランキングが表示され、今月の1位が450000オーバーで目を疑う。
どうやったらそんな点数出るんだよ。腕にバネでも付いてんのか。
トイマニを後にしタワーオブテラー(以下タワテラ)へ向かう。
とりあえず列に並び、この間にまたしてもファストパスを取りに行く。
今度はインディージョーンズ(以下インディ)である。
無事ゲットしてその帰りにチュロスも買って列へ戻る。
タワテラはどうやらエレベーターのアトラクションらしい。
嫌な予感がするなと思っていたら、道中で語り部がタワテラのモデルの物語のエンディングがエレベータが落下して死亡みたいなこと言ってたから「あ、これ落とされる系のやつだ」と察した。
俺絶叫系得意じゃないんだよなぁと不安になる。
シートベルトを付け一気に上昇していく。そして一気に降下する。
ヤバい。気持ち悪い。とにかく内臓が気持ち悪い。
急に水面に引き上げられた深海魚みたいな気分になった。
睡眠不足と絶叫系苦手にはキツすぎた。
腹が減ったので休憩がてらにホットドッグを購入。
味は普通だがこんなちゃっちいのに400円も取るのかよと思いたくなるクオリティ。
再びトイマニへ。
2回もやると腕が上がらなくなるなこれ。
スコアも170000で打ち止めでした。
トイマニをあとにしインディへ向かう。
ファストパスのおかげで通常列を尻目にどんどん前へ進んでいき、あっという間に順番が来た。
インディは絶叫系でないものの激しく動き回るタイプのアトラクションだったのでタワテラのダメージ&睡眠不足の俺には厳しいものがあった。
このあたりから内臓&体力が怪しくなってきた。
テンションはガクッと下がり歩くのがやっとでマスコットと写真を撮るのさえ億劫になってしまうほどに。
次はレイジングスピリッツ(レイジ)に乗るかという話になった。
レイジは360°回転するジェットコースターのことで、こんなのに乗ったら確実に吐くと直感的に感じた。
これに乗るのかと思うとさらにテンションは下がり体調は先のままときた。
そしてついに気持ち悪さとテンションの低さと次乗るアトラクションへの嫌悪感で限界を迎えた。
少し休んだが良くならなかったのでこのまま帰ることなった。
そのまま先輩たちもいっしょに帰ることになったのでとても申し訳ないことをしたと思っている。
ちなみにかえって速攻寝て起きたらスッキリしたっていう。
完全に寝不足による体調不良から来てんじゃねーか。
自分から言い出しといて何やってんだこのクズは....
あと、職場にはこの話が伝わってたみたいでイロイロ言われてしまったのである。
完全に俺が悪いんだから何も言うことはないけどね。
本当にすみませんでしたってことだけは言いたい。
初めてのディズニーをこんな形で迎えてしまったのでした。
結論から言うと今後ディズニーにはおそらく行かないでしょうってことだけ。
俺の感性に合わないのとテンションが高すぎるのはどうもついていけなかった。
上記の理由から入場料にそこまでの価値を見出せなかったことですかね。
トイマニはよかったよ。それだけは評価する。
ただそれ以外が相性的な問題でダメだった。
というわけで初めてディズニーに行った話という名の俺のクズエピソードでした
高い勉強代だったよ….